生活を充実させたい女性にとって福利厚生を上手に活用するのは賢い考え方ですが、比較してみると一長一短で会社の優劣を付けるのは難しいことがよくあります。

数ある職種の中でも、特に人材不足が顕著な場所では様々な待遇を用意して人材確保を行おうという動きが生まれています。しかし、必ずしもどこでも自分が望んでいる内容が全て揃っているわけではありません。育児休暇や保育園の利用などが魅力的であっても、レストランやレジャー施設の割引利用や、自己啓発のための講習会の実施などの面で劣っている会社もあるでしょう。

そんな中、派遣を選ぶと福利厚生のメリットが大きくなる可能性を秘めています。派遣会社と勤務先からダブルでサービスを利用できる可能性が生まれる働き方なのです。派遣会社と雇用契約を結ぶことになるので休暇などの制度上のものは雇用されている会社から提供されます。しかし、それ以外の施設利用サービスなどについては勤務先のものも利用できるケースもあるのです。

もし雇用された会社の待遇では働くのが厳しいという場合であっても、その点を相談して勤務先を選んでもらうことにより問題が解決できることがあります。典型例として挙げられるのが育児中の女性の仕事の両立です。託児施設がある勤務先を選んでもらえれば、速やかに育児休暇から復職できるようになります。他にも育児手当のある職場を選んで支援を受けられる場合もあります。

このように、派遣は柔軟に仕事を選べる分、福利厚生も選ぶことができるというメリットがあるのです。